タネノオト #040
- 2020年5月2日
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更新日:2020年5月3日
所望所望に手古舞の達衆が応の声につれ渡り拍子を打ち上げて
長唄・神田祭 1911(明治44)
長唄の神田祭は明治11年、長唄研精会の100回記念に作られました。 長唄研精会は現在第656回で記録を更新中。作曲者は「拍子を打ち上げて」までが杵屋六四郎(後の浄観)、その後の「昔より~」が吉住小三郎となっています。 流派によって演奏頻度は異なりますが、私は大学に入って最初のお勉強会で、長唄東音会同人初舞台も神田祭でした。ですので「緊張の曲」というイメージです。 しかもこの曲、祭の威勢のよさと粋っぽさがスタートダッシュにかかっているので、緞帳が上がると同時にクラウチングスタートの体勢にはいります。 標準装備の「屋台囃子」合方に加え、オプションで「神田丸」「亀井戸」「にんば」「昇殿」を追加でき、祭気分次第であなたの「神田祭」をカスタマイズできます。


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