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タネノオト #058

六所祭はさまざまあれど わしが好いたは帷子市よ

長唄・多摩川 1908(明治41)



長唄の作品の舞台になっている場所や「ご当地もの」を調べていると、、「吉原・上野浅草界隈」「鎌倉」「from越後系」「足柄ストーリー系」「城東エリア」「西へ行く関連」「東海道線」「北陸方面」「東アジア系統」「関西系」は大阪・京都・琵琶湖・津そして平家・須磨系など・・・エリアで分類できることがわかりました。


そして「一級河川もの」の筆頭は「多摩川」ということになります。

他県へ易々とでかけられなくなった今こそ邦楽でgotoトラベルです。


「六所」とは、かつての北多摩郡府中町の南にある大國魂神社(おおくにたまじんじゃ)のことです。この箇所はのんびりとした田舎っぽさが特徴です。自分には無い「故郷」を思い出すような、懐かしささえあるような。


先日、多摩川の上流・奥多摩に行ってまいりました。中止になった「漆と三味線」でお世話になっている方を訪ねて。漆に関しての取材と新プロジェクトに向けて機材の確認を行いました。


多摩川源流の山々に、いつになるかわからない「漆と三味線」の開催を誓ったのでした。



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