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タネノオト #014

タネノオト #014

茶屋で奈良茂(ならも)めが 雪見の酒盛り

長唄・紀文大尽1911(明治44)



「チャ」といえばあれしかない!となりましたが、ここは清元さんに譲りまして、茶屋系で探しておりましたところ紀文大尽に思い当たりました。

 紀文大尽はご存知・紀伊國屋文左衛門、前々回の「長唄食品」でミカンが登場。そろそろミカンが美味しい頃となりました。ミカンといへば、幼稚園児の頃クリスマスのプレゼントに何がいいかと聞かれ、夜遅くに両親が果物屋さんのシャッターを叩いたことがありました。私が黄色やオレンジの小物を持っているのはその名残です。

 それはさておき、その紀文のライバルが「ナラモ」こと奈良屋茂左衛門(4代目)

この洒落た略し方!「松潤」みたいな感じ、いやいや「スマホ(スマートフォン)」、「タラモ(タラコとじゃがいも)」※この場合、日本式で本来のトルコ料理ではない。と、結局食べ物の話題に戻ってきてしまいます。そこに「雪見の酒盛」ときて、うんうん日本酒に合うだろうなと想像しながら、はてなんとやら。     






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