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タネノオト #041

タネノオト #041

手古舞 警固に行列 よんやさ

清元・神田祭 1839(天保10)


前回の長唄に続き、今回は清元『神田祭』から一節ご紹介です。

祭といえば山車や神輿の行列が見ものですが

歌詞は、まさにその様子!


手古舞は山車の先導役

鳶職である手古舞が警護をしていました。

今では手古舞に扮装して行列の先頭を歩いていますね。

「よんやさ」は囃子言葉の一種で、ワッショイなんかと同じ囃子言葉。


神田祭の山車を手古舞が警護して行列を率いているね
♪よんやさ、よんやさ(神輿を担ぐ賑わい)

といったところ。

今回は今に残る風物ですので歌詞からイメージしやすいかな。


ところで神田祭は江戸二大祭と呼ばれ、山王祭と隔年で表祭・蔭祭を開催してきたわけですが江戸時代には「諸国御祭礼番付」も発行されていました。

行かれたことのある祭礼、見つかりましたか?

長引くウィルスの影響で各地のお祭りにも今年は影響が出そうで、準備に携わる地元の方々も楽しみにしていらしたお客様も残念なことでしょう。

今必要とされるのは、祭なのか、祀りなのか、政なのか・・・

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